2019年の台風による浸水被害では、タワーマンションが長期間停電に見舞われ、エレベーター停止や断水により高層階が孤立する事例が多数発生しました。この経験を受け、マンションの防災力強化についての相談が急増しています。

台風19号(2019年)
そのなかでも停電対策は特に難しい課題です。非常用発電機は有効ですが、燃料備蓄の制約や騒音、定期的な点検·維持管理の負担が導入の障壁になることが少なくありません。
そこで当社では、太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステムの導入を推奨しています。大規模修繕に伴う屋上防水工事の更新タイミングで設置することで工事を一括化でき、効率的かつ合理的に導入できます。
導入のポイントと期待できる効果
大規模修繕の屋上防水工事を更新するタイミングで、専用架台を用い太陽光パネルを設置し、共用部に蓄電池を配備することで、平常時の光熱費削減と、停電時は太陽光で発電した電力を蓄電池に蓄え、共用部へ給電することで非常用電源の確保という二つのメリットを同時に実現します。
具体的な非常時機能例
·エレベーターを一部稼働による垂直移動の確保
·給水ポンプの稼働による生活用水の確保
·避難路照明の維持
·共用部コンセントへの電力供給(携帯電話等への充電が可能)
これらにより、災害時の孤立不安を大幅に軽減し、居住者の安全確保とマンション全体の資産価値維持に寄与します。

太陽光発電パネル施工事例